ミクシィグループ公式ブログ

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学生向け技術イベント「git challenge」のご案内

 ミクシィグループでは、皆さんにおもしろいスキル体験をしていただくために、
さまざまな学生向けイベントを企画・実施しています。


来る、8月21日(日)に開催される第3回「git challenge

 

今回は、このイベントを運営するミクシィのエンジニアである国分
イベント優勝経験のある内定者の小林くんに話をきいてみました。

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Q. 「git challenge」とは何ですか?

国分:
Gitというプログラムのソースコードなどの変更履歴を記録したり追跡したりするためのバーション管理ツールがありまして。
普段使っていると、ぐちゃぐちゃに絡みあうことが多々あるんですよね。
その絡まってもつれた課題を、問題形式でチーム別の競技型で紐解いていく、そんな技術イベントです。 

 

Q.「git challenge」はどのような想いからスタートしたイベントですか?

国分:
業務の中でGitに関する課題って出くわすんですよ。
これらの課題ってきっとみんなもぶつかってるんだろうなって。
【エンジニアあるある】だろうから、競技式のイベントにしたら面白いのではないか、とひらめきました。

というのも、元々技術系のイベントは自分自身も好きでした。
学生時代には、SNS mixiを擬似攻撃できるセキュリティイベントである「ScrapChallenge」に参加しました。
イベント内容は面白かったし、何より、学生生活ではできない良い体験ができたなと【歯ごたえ】で満ち溢れていたんです。
「git challenge」はそんな機会を、学生たちに提供できると確信していました。


Q.「git challenge」は新卒入社の現場社員が、準備から携わっているの?

国分:
はい。ミクシィの技術イベントは、現場社員が企画運営しているものばかりです。
実務の中で、実際に試したからこそ分かることがある。
知識でもっていることと、実際に起こると本当にやばいと知っていることの違い、その差は経験してみないと埋められないものだと思います。
リアルな感覚を持った社員が、できるだけ実務に近しい環境を用意し、学生に味わってもらいたいという想いでイベントを運営しています。

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くわえて、イベントを企画する上で気をつけていることは、「歯ごたえ」があるものにするということです。
自分の実力はこれくらいなんだ、と結果としてはっきりわかるものがあるといいなと思います。
エスパー問題と言われているような、
回答の手がかりがないものも世の中にありますが…
勘やセンスを要求されるものより、「ちゃんと考えれば、ちゃんと解ける」という内容は、次につながると思います。
【イベントに参加してただ満足】、から【イベントに参加して、役立つものを持って帰ってもらうこと】を大事にしています


Q.   そんな想いで開催している「git challenge」。小林さんが参加したキッカケは何でしたか?

小林:
実は僕も3年前の「Scrap Challenge」に参加しました。
実際にmixiを攻撃したらもちろん犯罪になってしまいますが、
それを模擬体験できるという面白いイベントを開催してくれるミクシィの新しいイベントということで、興味と期待がありました。
何より、3年くらいGitを使っていて自分自身問題にぶつかっていたんです。
現場のエンジニアが用意する課題ってどんなものかみてみたい!と思い応募しました。 


Q.  小林さんは優勝されたそうですね!
「git challenge」の内容含めて、どのような感想をお持ちですか?

小林:
難易度順で問題が並んでいるのですが、正直、後半は僕じゃ太刀打ちできないような問題でした…。2人1組のチームで立ち向かうのですが、まさにチームプレイで勝ち取った優勝でした。
体験してわかったことは、Gitに関する課題解決に、自分なりに一生懸命取り組んできた過去が間違ってなかったということです。考えて解いてきたことが、イベントでも活かせたんですよ。6割くらいは実際に味わった問題だったり、過去ぶつかったけど、解決策がわからなくてあきらめたことが問題として出てきたり…興奮しましたね。
解説を聞いて、解決方法があったのか!と衝撃が走りました

 

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Q.  イベントで印象的だったことはありますか?

小林:
一番記憶に残っていることは、問題解説時の国分さんの熱量の高さです(笑)
話し始めから、社員の本気度が分かりました。最後のラスボスと呼ばれる課題はとくに解説が熱かったので、ここまで本気なんだ!と。

-国分さんが印象的だったそうですよ(笑)

国分:
難易度最高のラスボスは、イベント開催のきっかけになった問題なんです。
SNSmixiの運営で出会ったこの問題を、実際には同期とふたりで解決に臨んだのですが…。あまりに状況が複雑で、ホワイトボードにステップを書きだしたくらいです。
数時間かかって解いてはみたけど、確信が中々持てなかった…そんなレベルの問題です。
思い入れがありすぎました。


Q.  当日運営スタッフだったミクシィグループのエンジニア社員に対して、どのような印象を持ちましたか?

小林:
実はイベント当日、イレギュラーな事態が起きたんです。

国分:
ああ!ヒューマンCIか!
git challenge」って参加者が回答すると、サーバー側で自動採点する仕組みなんです。その判断するプログラムはサークルCIというサービスを使っているのですが、その時に限って使えなくなってしまって…。別ルートで回避しました。

小林:
まさに、6~7名のメンバー全員で連携して、チームワークよくスピード対応していたプロの姿が刺さりました。ミクシィエンジニアのガチでリアルな問題処理能力を肌で感じたというか…プロは違うなと。

国分:
考えられる中でのワーストケースを本番で披露してしまい、顔面蒼白でした。
でもそれって、実務にも通じることです。想定されるリスクと、その解決策は予め十分すぎるほど用意しておく。これに尽きます。 

 

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Q.  今回のイベントを通じて、今でも活きていることはありますか?

小林:
イベントで経験したことが日常のGit生活上でも起こり対処できたりと、直接的に役に立っています
「本当に起きたな、この問題」とか「あ、これイベントの問題で出た!」とか。
普通に生活している中で「こういうことが起きたらこう解決しよう」と思い描いていたけど、経験を踏まないとわからないことが山のようにあることにも気づけました。
参加して本当に良かったと思っています。

そして、単純な勉強会やハッカソンとミクシィのイベントは違いました。 
起こったこと、起こりうること、普段体験できないことを味わって知識を共有するイベントは他にはないミクシィ独特のもの
ミクシィに入社して実務を経験したら、自分も今度は運営側として参加したいと思っています。

 

国分:
新しいもの含め、一緒にイベントを作っていこう!


Q. 「git challenge」にこれから参加される皆さんにヒトコト!

小林:
0からつくる参加型体験はよくあるけど、ミクシィのイベントは実にアウトロー。
アウトローだけど、実際の現場の空気を感じられるようなイベントは他にはないと思います。
かつ運営側の社員の方の熱量も高いので刺激になります。

ぜひ、体験してみてほしい、本当に。
他のイベントとはまったく違います、本当に。
目の付け所がミクシィは違います、本当に。


国分:
git challenge」で扱う課題は、実務でよく起こる問題です。
また、Gitの内部構造をしらないと解けない問題や
運営側のいたずらなんかも仕掛けています。
しかしながら、このイベントを経験してもらえば、知識としてタメになるし、Gitを手足のように使えるようになる、ということをゴールに置き、問題設計をしています。

問題の難易度も初歩的なものから難しいものまでバラバラ、かつチームプレイなので、互いに助けあって進めていけるところもポイントです。
仕事って、複数メンバーと協力して進めていくスタイルが多いので、まさに開発スタイルも実務に近しい形を経験していただけると思います!

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ちなみに、小林さんがミクシィグループに入社を決めた理由は?

ScrapChallenge」に参加して以来、人事の方と面談をしていただいていて。
話していく中で、自分で気づいてなかった自分の特性を気づかせてくださったんです。
そこまで学生一人ひとりを見ていてくださる姿に感銘を受けました

あとは、少し大げさなんですけども、世界を変えることをしたいという気持ちがあって。ミクシィグループの「新しい文化を創る」というミッションに共感したことが決め手です。
世界を変えるって新しい文化を創れないと無理だなと、刺さりました。
しかも技術力が高い。
それに気づいてからは、他の企業は受けずに、ミクシィが大本命企業になりました。

 

-ありがとうございました!


「git challenge」にご興味をお持ちの方は
<https://mixi-recruit.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=pFjfYP0W9q0> から
詳細をご覧いただき、ぜひご応募ください。

mixi-recruit.snar.jp

なお、参考として第1回git challengeの出題内容を一部公開しています。
<http://alpha.mixi.co.jp/entry/2015/11/24/083300>

alpha.mixi.co.jp


国分のイベントに関する想いと就職活動については、
こちらのインタビュー記事でもご紹介いただいています。
<http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1512/10/news019.html>

www.atmarkit.co.jp

 社員一同、お会いできることを楽しみにしています!