デザイン思考を身につけよう!1dayインターン「Prototype Challenge」実施レポート
こんにちは。ミクシィ人事担当です。
新卒採用チームでは、主に17新卒の学生さん向けに様々なインターンシップを開催しています。本日は、先日実施したデザイナー向けイベントについてレポート!
イベントの際、学生さんのワークをサポートするチューター役として活躍してくれた、若手社員の目線から振り返りを行います。
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こんにちは。mixiサービス部デザイナーの豊島です。
株式会社ミクシィではデザイナー職を志望する学生を対象としたインターンシップを行っています。9月5日には、【1day】2015ベストデザイナーに学ぶ!UIリデザイン Prototype Challengeを実施しました。
テーマはSNS mixiのコミュニティ!学生たちは、デザイン思考について学び、チームメンバーと話し合って、問題解決のためのペーパープロトタイプを作成するという流れを体験しました。
この記事では、インターンの様子をご紹介します!
Protype Challengeの内容
デザイン思考のプロセスに沿って、3人〜4人のチームでアイデアを出し合いながら、各ワークに取り組んでもらいました。デザイン思考では、5つのステップ(1. 共感 → 2. 問題定義 → 3. 創造 → 4. 試作 → 5. 検証)をサイクルとして回すことで、ユーザーが本当に必要としているものを作るようにします。今回のインターンでは、各プロセスのフォーマットシートを順に作りすすめてペーパープロトタイプを描いて発表する、という4つ目のステップまでの内容を対象としました。
取り組みの主な内容
- 共感マップ( 共感)
- 課題定義シート( 問題定義)
- コンセプト定義シート( 創造)
- ペーパープロトタイプ( 試作)
共感するステップでは、予め用意したペルソナとmixiコミュニティユーザーのもつ定性的な課題情報を見ながら、ユーザーが考えていること、見ていること、聞いていること、行動していること、などについて共感マップに書き出しました。
問題定義をするステップでは、ニーズ(ユーザーが欲しいと思っていること)からインサイト(ユーザーが自覚していない心の奥の本音)を推測し、mixiコミュニティで解決したい問題を定義しました。
創造するステップでは、コンセプトを定義するために、ユニークなフォーマットで「社長、このサービスは◯◯なんです!」と一言で伝えられるように工夫してもらいました。また、映画の売り込みに使われるという”2行でその魅力を語る”ログラインに倣い、編集者のごとくライティングすることによって、自分たちのコンセプトを明確にしてもらいました。
試作のステップでは、ここまでに定義した解決したい問題とコンセプトを元に、紙とペンを使って、ペーパープロトタイプを描いてもらいました。そして、全員に向けて発表をしてもらいました。どのチームも着眼点が鋭く、独自のアプローチをしていて素晴らしかったです!
振り返り
1dayのインターンでしたが、内容は盛りだくさんでした!どのチームも手が止まることなく、デザイン思考のプロセスに沿って作業できていました。
学生からは、「誰のためにデザインするのかを考えることが必要だと感じた。」「見た目だけではなく、人の行動などについても考えないといけないと実感した。」「楽しく勉強できた。」などといった感想をいただきました。参加者の皆さん、本当にお疲れさまでした。
弊社にとって、デザイナーに向けたインターンは新しい試みでした。講師を担当した藤崎氏は、このインターンのコンセプトログラインをこう綴っていました。
「デザイナーになりたいと考える学生が、 夏の貴重な土曜に企業のUIデザインイベントに参加し、 同じ目標をもった仲間と出会い学び刺激を受け、 今後デザイナー人生を歩んでいく決意をする」
学生の皆さんにとって、このような、思い出に残る1日となっていたら幸いです。
また何時でも遊びにきてください!
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イベントレポートは以上です。
最後に、懇親会での一枚も!
株式会社ミクシィ、ミクシィグループでは、共に新しい価値を生み出していける仲間を待っています!中途採用、新卒採用ともに、あなたのエントリをお待ちしています。