mixi公式コミュニティアプリを開発した5人に聞いてみた
こんにちはmixi PRスタッフです。
先日公開したAndroid版、mixi公式コミュニティアプリを開発した5人に話を聞いてみました。
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(左から、QA石井さん、インターン山田さん、ディレクター本坊さん、デザイナー甲斐さん、エンジニア横幕さん)
---まずはコミュニティアプリについて簡単に教えてください。
(本坊)mixiコミュニティの閲覧に特化したスマートフォンアプリです。3月にiOS版を先にリリースし、この度、Android版をリリースしました。
(横幕)本坊さんがディレクター、内定者インターンの甲斐さんがデザイン、僕とインターンの山田さんが開発を担当しました。
----開発で苦労したところを教えて下さい。
(本坊)コミュニティというサービスは一見シンプルに見えて、実は作らないといけない機能が結構多いんです。これらの要件を整理せずに開発を進めてしまうと、「どこまで作った?」「他、なにが足りないんだっけ」といった状況に陥ってしまいます。
そこで開発前にチーム全員でユーザーストーリーマッピングを実施し、実装すべき要件の洗い出しと優先度付け、工数の見積もりをおこないました。
----ユーザーストーリーマッピングとはなんでしょうか。
(本坊)まずはユーザーストーリーから説明すると、開発すべき要件を簡単な言葉で記述したものです。
1.<誰>として、2.<達成したいゴール>がしたい、3.なぜなら<理由>だからだ、という形で記述します。
例えば、コミュニティの場合、1.<ユーザー>として、2.<コミュニティに参加>がしたい、3.なぜなら<最新の更新情報を受け取りたい>からだ、といった感じです。
ユーザーストーリーマッピングとは、これらユーザーストーリーを時系列(横軸)と優先度(縦軸)でマッピングすることで、必要な機能の洗い出しとプロジェクトの全体像の把握ができる手法です。
----開発期間はどのくらいでしたでしょうか?
(横幕)最初に2週間くらいかけて、僕がベース部分を開発しました。
(本坊)その後チームとして本格的に開発が始まったのは6月頭からです。開発期間は実質3ヶ月くらいですね。
(甲斐)アイコンを決めるのにも意外と時間がかかりました。デザインはiOS版そのものですが、円型か四角形かで議論しました。最終的には、四角形のアプリアイコンが多いので、ホームで違いが出やすい円型を選択しました。
(本坊)メン・イン・ブラック・・・。
(甲斐)(笑)アイコンデザインを円型にしたところ、本坊さんが「これ、どこかで見たことある!」といって、映画「メン・イン・ブラック3」の画像を引っ張ってきたんです。そのまま円型が採用になりました。
----使いやすさなど工夫したところを教えて下さい。
(本坊)今回Android版ということで、すでにあるiOS版の単純なコピーではなく、Android利用者向けにUI/UXを最適化していく必要がありました。社内のAndroid利用者を複数人呼んで、ユーザビリティテストをおこなったりしました。
(横幕)開発の早い段階からDeplyGateを使って社内配布をしていて、意見をもらいながら開発を進めました。社員はかなりのヘビーユーザーなので参考になりますね。
(本坊)結構細かい頻度でアップデートしてましたね。
(横幕)一日に2~3回はDeploygateで更新していました。
----甲斐さんと山田さんはインターンとして開発に参加しましたが、どうでしたか?
(甲斐)今回すでにiOS版が出ているとはいえ、インターンでアプリのデザインをまるごとやらせて頂けるとは思っていませんでした。初のアプリ開発で、チーム内でのやりとりやAndroid特有の仕様、ユーザーインタビューなどなど、濃い3ヶ月を過ごせたと思います。
(山田)横幕さんのコードが綺麗なので、それを真似るのに苦労しましたが、まさか自分が書いたコードがそのままリリースされるとは思っていませんでした。自分が開発に参加したアプリがたくさんの人に使っていただけると思うととても嬉しいです。
----今後の検討していることは?
(本坊)まだ必要最低限のシンプルな機能しか実装できてないので、今後、コメント履歴や閲覧履歴の確認などの機能を追加して、もっと使いやすくしていきたいです。
----ありがとうございました。
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