ミクシィグループ公式ブログ

ミクシィグループ公式ブログは、オウンドメディア『ミクシル』に移行いたしました。

「mixiダイアリーブック」の制作秘話 担当者6人のインタビュー

みなさんこんにちは、mixi PRスタッフです。
先日、正式サービスとして提供開始した、mixi日記を製本するサービス「mixiダイアリーブック」を作った担当者に制作中の話を聞いてみました。

(後列左から、野崎さん・生井さん・長田さん、 前列左から、矢島さん・土井さん・中澤さん)


 

mixiダイアリーブックの始まり


--まずはmixiダイアリーブックについて簡単に教えてください。


(土井)自分のmixi日記を、1冊の本に製本できるサービスです。ユーザーの皆さまのご要望があるかどうかをお伺いし、たくさんの変わらぬご要望を受けて、正式サービスとして今秋に提供を開始いたしました。


---どうやって始まったのですか?

(矢島)mixi日記を製本する企画は、以前からたくさんのご要望をいただいていました。私がmixi日記の担当になったタイミングで、再度実現できるか検討することになりました。皆さまからご要望いただいていたものの、お応えできていない期間が長かったため、今現在でもニーズがあるのか、が心配でした。そこで、皆さまに改めてお伺いするという、初めての取り組みを決断しました。


(長田))実はmixi日記、大好きで、昔から書いていたんです。僕自身も自分の日記を本にできたらと思っていたので、ご要望されているユーザーの皆さまの気持ちはとてもよく分かりました。このサービスが実現できれば、mixi日記をご愛用いただいている皆さまに喜んでいただけるという自信はありました。


(土井)いただいた機能要望を丁寧に読ませていただきますと、様々な思いを持って、mixi日記を本にすることをご要望いただいていることが分かりました。一番多いのは、育児日記。絶対欲しいというお声も多かったです。ひとつひとつのご要望は、まさにお客様からのお手紙。私たちも、この機能のご要望を伺う際には、お手紙を書くような気持ちでページを作成しました。



目標数を1日で達成!サービス化決定


---結果はどうだったのでしょうか?


(中澤)当初事業として、2週間で500名という目標を弊社内でたてました。


(矢島)結果は、プレスリリースでもご報告させていただいた通り、目標の500名を1日で達成し、2日後には、サービス化が決定しました。結果的には2週間で38倍の19,029名のご要望をいただきました。


(生井)ご要望をお伺いするページは、2週間でスピード開発をしました。mixi日記が大好きな皆さまの温かいご支援によって、正式にサービス化が実現できて本当に良かったです。



皆さまのご要望を反映

 

(土井)ご要望を伺った際のアンケートでは、「絶対欲しい!棺桶に入れる!」というお声も頂戴しました。価格は1冊1冊丁寧に製本するため、カラーにしたり上製本にしたりとオプション対応をすると相応のお値段になるのですが、「絶対購入したい」という方がほとんどで、mixi日記がとても大切にされていることが分かりました。mixi日記を愛してくださっているみなさんのためにご提供したいと、日記を本にするプロジェクトチームの気持ちは高まっていきました。


(野崎)チームが活気づいていたので、予定を前倒してぐんぐんプロジェクトが進んでいきました。


--具体的には、どういったところでお客様のご要望にお応えされているんでしょうか?


(長田)mixi日記の本文や写真はもちろんのこと、「マイミクからもらったコメントやイイネ!も一緒に製本したい」というお声が多く、本の中でも、絵文字で表現されるようにしました。

 



(土井)mixi公式表紙が欲しいと多くの方にご要望いただき、総勢4名のデザイナが、懐かしいロゴをふまえて合計6種類をデザインしました。日記を本にされるみなさんが思い描く"mixi"の表紙をご利用いただけたらと思います。

(土井)また、「mixiダイアリーブック」の購入をご希望いただいた皆さまには、お礼の気持ちを込めて、優先案内状をお送りしました。優先的にご体験いただき、さっそく製本されるかたもいらっしゃいました。優先案内が9月上旬でしたので、先にご製本された方からも、mixi日記で感想を綴っていただいており、ご好評いただいています。


---お客様にお伝えする際に、こだわったことはありますか?


(土井)このサービスは、デジタルな日記を製本して、本というアナログなものにして、手元に置くことができることが価値だと思っています。これまで書いてきたmixi日記と、友人にもらったコメントやイイネ!をそのままに、思い出をカタチにできるサービスです。その大切な思い出が本になるという何にも代えがたい"温もり"を、お客様にお伝えすることにこだわりました。


 

手掘りして撮影した表紙

mixi公式表紙のひとつに、mixiの中で使われているアイコンを集めたデザインがありますが、期間限定特別版は、ひとつひとつのアイコンを丁寧にカッターで手掘りした紙に、様々な角度から光をあてて、撮影した写真を表紙として使用しています。紙の質感で本のアナログ感を、またつづってきたmixi日記の奥行き感を影で表現した、まさにスペシャル版です。


アイコンの繰り抜きは8時間ほど。ひとつの失敗も許されずにくり抜きました。
 

 

 

実写とアニメーションによる動画

mixi日記がどんなふうに製本されるのかをお伝えするために、実際に製本されたダイアリーブックの動画撮影も行いました。本のパラパラとめくる感じや、重さなどをお伝えするために、動画を作りました。またご利用方法や利用シーンをアニメーションでお伝えしています。




 


アニメーションの作成は、映像制作に特化したクラウドソーシングスタジオ『viibar(ビーバー)』社に協力を得て、クリエイターの杉殿育恵さんに作成いただきました。

【杉殿育恵 プロフィール】
1984年広島県出身。2008年広島市立大学大学院芸術学研究科のメディア造形分野を修了。2006年に西尾都とともにクリエイティブユニットpecoraped(ペコラペッド)を結成。オタワ国際アニメーション映画祭2013入選、ASK映像祭2013大賞、広島国際アニメーション映画祭2012入選(pecoraped)など、受賞暦多数
 



 

紹介ページやバナーに出てくるあの風景


 

窓一面に広がる、隣接した美術館の庭から見える美しい緑。 都内ではなかなかお目にかかれないロケーションは、株式会社はてな社のオフィスからの風景です。 今回、ご縁があり撮影のご協力をいただきました。

 

---ご利用者の方へのメッセージをお願いします。


(土井)大変お待たせいたしましたが、みなさまのご要望を受け、正式サービスとしてお届けすることができました。今後もご意見をいただけますと嬉しいです。また製本されるならmixi日記を始めてみたいというお声も頂戴します。これを機に、mixi日記をはじめてみてはいかがでしょうか?


「mixiダイアリーブック」、お試しください。
http://mixi.jp/promotion.pl?id=mixi_diarybook